卒業後のサポート

当学院の最大の特長は、プロの仏師が運営する学院だからこそできる徹底した個人面談進路並行サポートにあります。これまで私が仏師として活動してきた中で、数多くの体験から学び今日に至ります。そこで得た経験から、学院生の方には少しでもロスのない有意義な時間を送っていただきたいと思っています。

師匠の下での修行の後、独立して工房を構えるのは勿論のこと、様々な事業を起こしてきました。若手作家を集めて全国各地で行ってきたグループ展の開催、2013年3月現在、約300名の方々に通っていただいている彫刻教室の運営、当学院の設立、日本木彫刻協会の設立など多くのことにチャレンジし、今に至っています。

そして、私のこれまでの経験から、彫刻では非常に矛盾したこと問題が起こるということを学びました。それは、技術を身に付けてもすぐに世に出て活躍できるわけではないということです。

普通の会社であれば、何か必要な技術を身に付けると、それをすぐに役立てて活躍することができます。しかし、彫刻の場合は技術を習得した後に、自分の進みたい道を自分で探さなければなりません。この方向性を決める「空白期間」は、多くの場合は数年かかってしまいます。それは資金面をはじめ、様々な条件が限定されてしまうため、軌道に乗るまでどうしても時間が必要なのです。

この最も難しい部分を解消するのが進路並行サポートです。

卒業の流れ 

 これは技術を学んでいる段階から個人面談を重ね、少しずつ自分の将来像のイメージを掴み、それに向けて具体的に活動していくというものです。

例えば、個展活動をメインに活動していきたいとしましょう。

すると実現に向けて必要なことは何か想像してみてください。 会場選び、個展開催の告知広告、作品の制作…など少し考えただけでもしなければならないことは色々と浮かんできます。 それらの中で、「今するべきこと」が分かると進路は一歩一歩確実に前へ進みます。しかし、この優先順位を間違ってしまうと、目標に行き着くまで右へ左へとフラフラしてしまい、大きな時間のロスとなります。

進路指導開始の時期について

進路並行サポートは技術の習得と並行して目標も決めていくので、修了と同時に迷わず次のステップに進むことができます。

プロの仏師だからこそできる的確なアドバイス、ムダのない効率的なカリキュラムを実現しました。 あなたの夢を夢で終わらせず、実現できる方法はここにあります。

まずは、あなたの希望をお聞かせください。